開いてくれてありがとうございます。
えんでのブログを運営しているえんでです。
このブログ記事では、学生時代国語の偏差値は必ず70以上だったえんでが、国語の現代文の点数を上げる方法について語っていきます。
ただし、読解力をあげよう!本を読もう!などと言ったよく言われる方法はここでは書いていません。
別の視点で書いています。
1、現代文に必要なのは本文を読み解く力だけではない
皆さんは、国語特に現代文においては、本文を読み解く力が必要だ、だから読み解く力を磨くために本をたくさん読まなければと思われてるかもしれません。
もちろん現代文において本文を読み解く力は必要です。
「私は頬を赤らめた」
という本文を見て「そうか、私は恥ずかしがっているのだな」と思うには、本文を読み解く力がなければ不可能です。
ですが、本文を読み解く力だけでは、国語で良い点数をとることはできません。
なぜなら、国語という教科において求められているのは「私は頬を赤らめた」=恥ずかしがっている
というの本文の記述を理解する力だけではないからです。
国語という教科に求められているのは、設問者の意図を読み解く力です。
設問者つまり問題を作った人はこの文章を見て何を考えたのか
これを理解するというのが国語という教科において、点数を上げる鍵となってきます。
「私は頬を赤らめた」
この文章があって、「私」はどのような心境かという問題があったとします。
問題を解く私達は、恥ずかしがっていると解釈しても、設問者が怒っていると解釈していれば、「怒っている」が正解になるわけです。
もちろん現実の問題はこんな突拍子もない答えなわけもなく、本文中にヒントとなる記述がある場合がほとんどです。
ですので、イメージとしては、
設問者はこの文章をいかに読んだかを意識しながら、その解釈の根拠となる文章を本文中から探すというのが、国語の問題の解き方になります。
2、意味がわからない文章をどう扱うか
本文中のヒントから設問者の意図を探るという話をしましたが、肝心の本文で意味がわからない記述がなされてることがあります。
「言葉を知らない」
「初めて聞く表現」
「文が難しい」
こういうことが多々あるわけです。
「もっと分かりやすく書いてくれよー」と筆者も学生時代に何度も思いました。
ですが、問題として出される以上どうにかして本文を読み解かなければなりません。
まず対策としては、①現代文の単語帳を何回も復習するというのがオーソドックスなやり方が
挙げられます。
ただし、現代文の単語帳というのは、入試に出た順などで並んでいる場合が多く、マニアックな表現だった場合、詰みます。
(もちろん基礎固めとしては重要です。)
現代文の単語帳だけだと心許ない。ですので、次のやり方を習得することが大切です。
そのやり方とは、意味を類推する力です。
「一人暮らしの私は、深夜に自宅で静謐なひとときを過ごすのが好きだ」
という文章があったとします。
せいひつ?????なんだそれ??という感じですが、本文を類推する力があればどうにかなります。
まず、わからない言葉を見ます。
この場合、静謐という言葉。
静謐という漢字を見て、静という字が入っているしなんだか静かそうと考えることができます。
続いて、なんだか静かそうというイメージを持って、文全体を見てみましょう。
一人暮らし、深夜、どちらも静かな環境であることはおそらく間違いではない。
ということは、静かという解釈でほぼ間違いないのではないか
ということが類推できるわけです。
ではここで正解を。
静謐という言葉は、静かで落ち着いていることという意味です。大体あってますね。
つまり、類推するには、
①意味のわからない表現、言葉をまず見てなんとかでもいいから意味も考える。
②文全体の流れからその解釈がおかしくないか見る
という流れが必要です。この流れを何回も繰り返せば類推する力を習得することができます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ここまで全てを読んでくださった皆さんなら、長い国語の文章を読み解く力はある程度あると思いますので、その点は自信を持って大丈夫です!
あとは、設問を読み解く力、類推する力を鍛えれば国語の偏差値70越えも夢ではありません。(ここが一番難しいのですが、、)
一番最後に今日のまとめを書いておきますので、いつでもご活用ください。
今日のまとめ
①国語の問題が解ける=本文を読み解く力×設問者の意図を汲み取る力
国語の問題では、設問者がどう本文を読み解いたかが問われている
②意味のわからない文章に出会った時のために類推する力をつける。
まず、意味のわからない言葉・表現をじっくりと眺める。漢字、似た表現などからある程度の意味を推測する。
続いて、文全体の流れからその推測が正しいかを判断する。
これを繰り返す
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