化け物級のスペックだが、大きな欠点も。。 新型MacBook Air開封レビュー

製品レビュー
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開いてくれてありがとうございます!

えんでのブログを運営しているえんでです!

このブログ記事では、初のApple社独自のチップM1チップを搭載した新型MacBook Airについて開封レビューしていきます!

新型MacBook Airの購入を検討している方におすすめのレビューとなっています。

今回レビューするのは、MacBook Airの8コアCPU7コアGPUメモリ8GB、ストレージ256GB構成つまり、MacBook Airのカスタマイズなしの一番安いモデルです。

M1チップのMac具体的に何が発売されたの?Airの特徴は?という方はこちらの記事をご覧ください。

アプリの動作確認はこちら。

専門的な話は抜きに、使用感を知りたいという方向けの記事はこちら。

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開封

きたきたきたー!ついに来ましたよ!新型Mac!

Apple製品といえばこの段ボール。

爆発物でも入ってるかのようなイラストです。

段ボールを開けて、中から出てきたのは、、

新型MacBook Air!!の箱。

相変わらず箱のデザインも好きです。

そして開封。

出てきた出てきた!

こちらが新しいMacBook Airです!

といっても媒体デザイン・重量等変更は一切ないので、正直新型感は皆無。

同封物はこちらです。

いつもの充電器、いつもの充電ケーブル、いつものステッカー(使用用途が思いつきません)、いつもの「Designed by Apple in California」

今回Macの中身とキーボード以外ほとんど何も変わっていないということで、どれくらいMacが進化したかは、正直使ってみないと分かりません。

せめて新型ということで新カラー追加とかあればよかったのですがね。。

とまぁ開封はこれくらいにして、セットアップ開始。

セットアップ中ですので少し余談を。

発表会でもいってましたが、この新型Macは、MacにとってもAppleにとっても歴史的な製品であることは間違い無いでしょう。

性能は爆上がりしているようですので、ワクワクはするのですが、Apple製品の初期不良の多さは有名なので不安もあります。。

ちょっと使ってみて不具合がなくてもずっと使ってると発見される不具合もあるので、不具合等見つかり次第報告しますね。

なんて話をしてたら、セットアップ完了。

では、早速使ってみてのレビューをしていきます!

どれくらいのチップ性能なのか?

まずは皆さん気になるであろう、チップ性能から。

Geek bench5を動かしてベンチマークスコアを測ってみました。

結果はこちら。

非常に高い。。

ちなみに参考として、私のメイン機である40万円越えのMacBook Pro16インチ(CPU  Intel Core i9-9980H 2.3GHz(8コア)GPU Radeon Pro 5500M)のベンチマークスコアはこちらです。

十万円のMacBook Airに負けるって、、、

新型MacのGPUのスコアはこちら。

Open CLのスコア
Metalのスコア

MacBookPro16インチのGPUのスコアはこちら

Open CLのスコア
Metalのスコア

流石にMacBookPro16インチのほうが独立GPUを持っているだけあって、GPUスコアは高いですね。

(良かった・・)

ただし、Airは統合GPUでこれだけスコアが高いなんてびっくりです。

ただし、ベンチマークスコアは高くても実際に動かしてみたら全然性能発揮しないということもあるので、実際にアプリを動かしてみましょう。

(今回はM1チップの性能が実際どれくらい発揮できるかを知るのを目的にアプリを動かしています。Intel版のアプリとの互換性等についてはまた別記事を挙げます。)

Office製品

まずは皆さんよく使うであろう、Office製品から。

現行M1チップMac用のOffice製品はMicrosoft社から正式リリースされていない状況です。

つまり、現状では、Intel版のOffice製品を「Rosetta2」でリアルタイムで書き換えながら

動作させるということになります。

リアルタイムでアプリのコードの書き換えを行うわけですから、当然動作は遅くなるはずです。

「Word・Excel・PowerPoint」での挙動をそれぞれ確認してみましょう。

Microsoft社の声明であったようにやはり初回起動時は20秒ほど時間がかかりました。(2回目以降の起動は速いです。)

そして肝心の挙動ですが、3つのアプリはどれも快適に動きます。

Intel版で作ったファイルも快適に動作します!

「Rosetta2」上でここまで快適に動くとは。。

M1チップすごいですね。

Davinch Resolve16

次に動画編集アプリであるDavinch Resolve16で作業を行おうと思います。

こちらも新型Macにはまだネイティブ対応していない状況です。

まずHD画質で字幕をつけてカラー補正した30分の動画を書き出してみます。

結果はこちら。

5分17秒で書き出し完了。

参考としてMacBook Pro16インチの結果はこちら。

17分9秒で書き出し完了。

え????嘘だよね???

こんなに違う??

正直信じられなかったので何回かやってみましたが、結果は大体このくらい。。

どんだけ性能高いんだM1チップ。。

では、次に大きな負荷をかけてみましょう。

4K画質で、3Dの字幕をつけた20分の動画の編集を行なってみました。

驚きだったのが、編集中のカクツキ等は 一切ないということ。

めちゃくちゃぬるぬる動きます。

そして気になる書き出し時間はこちら。

流石に時間はかかりますが、それでも十分速いです。

また、本体の熱さについてですが、4K動画を書き出せば流石に熱くなるのは熱くなります。

しかし、熱くなりすぎて性能が下がったり等はしてない感じです。

しかも、ファンレスですので、静か。。

まだ二つのアプリしか試していませんが、これほんとに最下位モデル??とまで思ってます笑

とまぁ、恐るべきM1チップの性能が分かったところで続いて新しいメモリについて検証していきましょう。

ユニファイドメモリの真価

今回の新型Macのメモリは、ユニファイドメモリというメモリが搭載されています。

ユニファイドメモリの利点としては、コピーすることなく同じデータにそれぞれアクセスできるようになることによるパフォーマンスと電力効率のアップです。

要は今までのメモリよりも優れているわけです。

そして今回私のMacBook Airは8GBのユニファイドメモリを搭載しています。

8GBというと正直今のパソコンのメモリとしては少ないですし、普通のメモリであれば色々とカクつくような気がします。

しかし、ユニファイドメモリは普通のメモリより優れているということで、どれくらいストレスなく同時に作業が行えるのか気になるところ。

早速検証してみます。

Davinch ResolveとAffinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisher、Unityとプロユースのアプリ5個開いてみました!

8GBのメモリだと普通なら同時に開けるかどうかも怪しいアプリ群です。

何の問題もなく開けました。

しかも、ヌルヌル動きます。

う〜ん。。Intel版のMacBookしかもProを持っている身からすると、なんだか悔しい。。

こうなったら、重たいアプリ開きまくろう。

Davinchi Resolveで30分のHD動画をエフェクトつけて編集して、Affinityシリーズで画像編集と、

描画、PDF編集を行い、3DCG制作用のアプリである、Blenderを開き、ゲーム制作用のアプリUnityを

開き、Word ・Excel・PowerPointでそれぞれ書類を開き、GoogleChromeでタブを開きまくりました。

その結果メモリは

6.82GB消費。

それでもヌルヌル動きます。。

どうなってるのこのメモリ、、、

普段こんなにアプリを同時に開くことはクリエイター以外ないと思うので、正直最小メモリの

8GBでもサクサク作業できるということですね。

SSD

Apple社曰く、今までのMacに比べて新型Macは、SSDが最大2倍速くなっているとのこと。

検証してみます。

まず新型MacのSSDの速度はこちら。

続いてMacBook Pro16インチのSSDの速度はこちら。

あれ?MacBookPro16インチのほうが速い?

まぁ、容量がそもそも1TBと256GBと全然違うのでその差かもしれません。

他のApple製品との連携

Apple製品といえば、やはり製品同士の連携力の高さも魅力の一つですよね。

では、その肝心の連携機能がしっかりと新型Macでも作動するか見てみましょう。

まずは、Airdropから。

(Airdropとは、Apple製品同士でデータを素早く共有できる機能のことです。)

iPhoneから新型Macに書類を送ったり、逆に新型MacからiPadに写真を送ったりと難なくできます。

この感じで今まで通り、順調に連携できるということを確認したかったのですが、なぜかAirdrop機能以外不具合連発。

例えば、MacOS「BigSur」から追加された、AirPodsProの自動接続切り替え。

iPhoneで音楽を聞いていても、Macで動画を見だしたら勝手にAirPodsProがMacに接続先を切り替えてくれる便利機能です。

しかし、なぜか全く自動で切り替えてくれません。

いちいちつなぎ直さなければいけません。

また、iPadをサイドディスプレイとして利用できるSidecar機能。

こちらもなぜか、iPadProを認識せずに利用できないという。。

メイン機であるMacBookPro16インチが干渉しているのかなとも思い、一度MacBookProの電源は

落としてやってみたのですが、全く機能しませんでした。

うーーーん。、

新しいOSのバグか、新型Macのバグか原因はわかりませんが、この不具合は非常に困ります。。

少し使って気づいた大きな欠点

とりあえず開封レビュー用に少し触ってみてもわかるとおり、性能は最高なMacBook Airですが、連携機能がうまくいかないことの他に、一つ大きな欠点が見つかりました。

それは、買う前から分かっていたことですが、ポートが2つしかないことです。

しかも左サイドにしかありません。

正直買う前は、まぁ、なくてもいいだろうなんて思っていたのですが、左側に2個しかないのはめちゃくちゃ不便です。。

左側でしか充電できないのはもちろんですが、私のように外部モニタを使用している方は特に不便を感じると思います。

右側でケーブルを繋いだほうがケーブルはスッキリするのに、左側にしかポートがないせいで、わざわざケーブルを回り込ませなければなりません。

そのせいで机の上が煩雑になるのは困りものですね。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます!

ちょっとだけ使ってみての感想は、「普通に今までのMacBookとして使える+めちゃくちゃ高性能」です。

にしても新型Mac本当に化け物級のスペックですね。。

10万円強の値段を出してこの性能が手に入るのであれば正直今すぐ買った方がいいです。

(ただ連携がうまく行かないなどの初期不良が起こっているためまだ様子見したほうが無難です。もちろんバグがあってもいいから早く欲しいという人はどうぞ!)

それではまた次の新型Macのレビュー記事をお楽しみに!

今回レビューした商品はこちら。

現在このアプリを動かしてみて欲しい等の要望を受け付けていますので、コメント欄にお書きください。

有料アプリ等の場合、ご期待に添えない場合がありますのでご了承ください。

アプリの動作確認記事はこちら。

メリット・デメリットをまとめた記事はこちら。

MacBookPro14インチについてはこちら。

https://www.endeblog.com/?p=930
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コメント

  1. 新型Macの使い心地を教えていただきありがとうございます。
    Apple Silicon Mac上のiOS専用アプリについて詳しく聞きたいです!
    InstagramはApple Silicon Macに対応していないという噂を聞きましたが、InstagramのApp Storeページをリンクから開いたらどう表示されるのか(App StoreのページがApp Store.appではなくSafariで開いてしまったら、Safariの開発メニューでユーザエージェント→iPhoneを選択するとApp Store.appを起動するリンクが出ると思います)、
    なんとかしてInstagramを動かすことはできないのか、
    もし動かすことができればどのような使い心地か
    知りたいです。
    長々と失礼しました。

    • コメントありがとうございます!!
      ページリンクから開いてみましたが、「This app is available only on the App Store for iPhone.」と表示されてダウンロードボタンすら表示されないです。
      SafariでもChromeでも、iPhoneからダウンロードサイトを検索してAirdropでそのページをMacで表示させてもやはりダウンロードできませんでした。
      色々と調べてみましたが、正式なInstagramアプリを動かすことは一切できないようです。
      Instagramを提供しているFacebook社曰く、ios用のInstagramを新型Macで動かせるようにする計画もないとのことですし。。
      現状では、ウェブ版のInstagramを利用するしかないようです。
      ios版のInstagramが利用できたら便利なのですが、、

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